昭和の初め、植芝盛平創始者が、天神真揚流・起倒流などの古流柔術、大東流合氣柔術、宝蔵院の槍術、剣法などの各流派の長所をとり、新しく創意工夫して単なる武芸にとどまらず精神的な「道の真理」と和合させて新しい武道を築いた。 根本は大愛であり、一対一の試合形式をとらない一対多数を想定し、「構え」「さばき」「技」のすべてがあらゆる敵の攻撃に対処できるように練りあげられており、武道として心身の練磨を本道としている。